英語学習の方法を換えた理由は50年以上も英語を仕事で使っていても、自分で話す英語の文法は正しいのですが、とにかく発音が良くない、聴いた事もないような不自然な表現が多い事に気付いたからです。
通訳ですと、日本語を訳すために不自然な英語は避けられない場合も多くありました。しかし、自分で英語を話そうとすると自然な表現が出てこないので苦痛を感じました。
もちろん映画などの英語はあまり聞き取れませんでした。50年以上も英語を勉強しましたが、あまり発音が上達しませんでした。
何が問題だったのか、いろいろその理由を考えてみたのですが、残念ながら自分の英語学習が間違っていたと認めざるを得ませんでした。
2006年頃、自分の英語学習の間違いに気付き、英米の子供達がやっているネイティブを真似、フィードバックで矯正と修正をする方法に変えました。録音してフィードバックとしました。
この段階で、発音の重要性にやっと気づいたのです。
最大の原因は中学校から文法基盤の学習をしており、通訳も日本語は文法をベースに英語の訳す場合が多かったからだと思いました。
そして米英の子供が英語を学ぶ方法を真似ました。つまり自分が日本語を学んだ方法と同じです。
その方法は自分でネイティブを真似て、覚える方法です。その結果、発音もリスニングも飛躍的に改善されました。
その教材をネットで公開して、スカイプの個人レッスンで教えたところ、発音が良くなったとか、英語を覚えるのが楽になったと言うコメントをもらいました。
そして最初はPDFで教材を作り表現集から始めました。そしてより楽しい対話集へと進化しました。